365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

Dig It! / Red Garland Quintet with John Coltrane (1962)

Dig It! / Red Garland Quintet with John Coltrane

 

1. Billie's Bounce
2. Crazy Rhythm
3. CTA
4. Lazy Mae

Red Garland (pf)
John Coltrane (Ts on 1, 3, 4)
Donald Byrd (Tp on 1, 4)
George Joyner (B on 1, 3, 4)
Paul Chambers (B on 2)
Art Taylor (Dr)

最近、Spotifyを始めました。
無料版なので制約は付いていますが、ストリーミングで色んな音楽が聴き放題なのは嬉しいですね。もしかしたら、名盤との偶然の出会いがあるかもしれない。ということで、ジャケ買いならぬ、ジャケストリーミングを始めてみることにしました。いい音楽は積極的にDig It!な感じで…(うまい!)(これが言いたかっただけ)

レッド・ガーランドについて特段明るいわけではないのですが、ジャズ入門盤としても頻繁に挙げられるGroovyは持っています。ジャズ研では入門曲的な扱いをされるC Jam Bluesも、上手い人が演奏するとテーマだけで既に一味違う。そのGroovyのトリオに、ジョン・コルトレーンドナルド・バードの2管を加えた、王道のクインテット編成。と見せかけて、実はクインテットらしい雰囲気なのは1曲目のみで、他はピアノトリオだったり、カルテットだったり。チョット肩透かしを食らいましたが、別に気にするようなことでもありません。

ベースのジョージ・ジョイナーは聞いたことない名前だなあ、と思っていたら後年にジャミール・ナッサーという名前に改名しているようでした。ジョージ・コールマン(Sax)やアーマッド・ジャマル(pf)とも共演している、名ベーシスト。所持しているThe Awakening / Ahmad Jamalでも演奏しているようですね、こりゃ失礼。

やっぱり、クインテットで演っている1曲目のBillie's Bounceが良いですね。Blue Trainと同時期、シーツ・オブ・サウンドを開拓しているコルトレーンは脂が乗っていますし、続くバードも音色が良いので、何を吹いても上手い。ガーランドもソロとバッキング共に過不足のない、ちょうどよい音数でスウィングさせまくり。ピアニストのアルバムだからか、ガーランドが上手いからか、自然とピアノに耳が行きます。

33分というちょっと短めな1枚なので、気軽にハードバップが聴きたいときには重宝しそう。オールドなジャズに手を出し始めた人にオススメする1枚として、脳内リストに入れておきマス。

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