squaredjacketsのブログ

365日をH棟で

音楽が好きな大学院生。のんびり。

Time / Louis Cole

Apple Musicを開始してしばらく経ったので、ここいらで気に入った新譜をまとめて記事にしようと思っていたのに、このアルバムがあまりにも良すぎたので単発の記事にしちゃいます。

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Time / Louis Cole

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Time

Time

  • ルイス・コール
  • R&B/ソウル
  • ¥1500

 

5月の来日公演にも行ったKNOWER
そのメンバーであるルイス・コールの新作ソロアルバムが本日リリースされておりました。
サマソニにも来日するフライング・ロータスが主宰する『Brainfeeder』よりリリース。
同レーベルとは少し前に契約を結んだようです。 

 

 KNOWERでは「エレクトリックなシンセサウンドと常人離れしたドラムテクをバカスカ鳴らし散らかす、とんでもねー仏頂面のヤツ」というイメージのあるルイス・コール。

 

 

今作の『In The Weird Part Of The Night』『Real Life』『Freaky Times』でも、お馴染みの変態的でダンサブルでコズミックなファンクサウンドが脳みそに攻め込んできて「これこれ、この感じよ~!」って感じ。

一方で『Everytime』『Last Time You Went Away』『Night』のように、深めのリバーブをかけたファルセットボイスを重ね録りしたコーラス、重厚な生ピアノやストリングスに、声量を抑えた囁くような歌…澄んだメロディー・美しいハーモニーが惜しげもなく注ぎ込まれた楽曲も合間合間に登場。
これがブンチキサウンドで昂ぶっていた気持ちにジワ~っと染み込んでくる代物で、聴きながら危うく(?)ホロリするところでした。深夜に聴いちゃいけないやつですよ、コレ。

そして上記の楽曲達の中間に位置する、グルーヴィーなベース&堅く刻まれたドラムの上で、エアリーなコーラスや軽いタッチのキーボードが乗っかった『When You're Ugly』『Phone』『Tunnels In The Air』『After The Load Is Blown』『Things』なんかがあって…

この「動と静」の対比が聴いていてスンゴく面白い。飽きない。

 

一見変に思えるサウンドの組み合わせについて、KNOWERへのインタビューでルイス・コールは以下のように話しています。

人生は複雑で狂ってるけど、僕はそういった重なり合う感情を一つにする音楽が好きなんだ。そして、そんな音楽をみんなに教えたいんだ。

 

バチバチに激しい電子音楽と、内省的で柔らかな空間音楽(何それ?)の糊付けは、この『重なり合う感情』と『それらを一つにする音楽』を1枚のCDに収めるための1つの試みであり、その点で本作『Time』は間違いなく成功していると思います。これも鬼才ルイス・コールによるセルフプロデュースだからこそ。

 

フィーチャーされているミュージシャンも、KNOWERのジェネヴィーヴ・アルタディーや、ルイス・コールもプロデュースしている最凶ベーシスト・シンガーのサンダーキャット、そのサンダーキャットと共演しているキーボーディストのデニス・ハムなど、あの界隈の「いつメン」が勢揃い。

そんな中で、孤高の天才ジャズピアニスト、ブラッド・メルドーが1曲フィーチャーされているのも面白かったです。ルイス・コール的なエレクトリカル・ファンクなトラックと、ブラッド・メルドーの現代ジャズ全開なピアノソロ。どう考えても合わなさそうな組み合わせなのに、聴いてみると最高×最高。

各プレイヤーの個性がルイス・コールの世界観にキチンと影響を与えているので、久しぶりにフィーチャリング曲らしいモノが聴けたように思います。

 

先行シングルである程度期待はしていたものの、ここまで完成度の高いアルバムだとは全く想像していませんでした。

現時点での2018年ベストアルバム候補です。年末までヘビロテですな~。

 

 

『カメラを止めるな!』 / 上田慎一郎

友人に誘われ、上田慎一郎監督作の『カメラを止めるな!』を観てきました。

大阪は難波の映画館で観てきましたが、レイトショー以外は完売、そのレイトショーも僕らが買った後にはソールドアウトになっていました。

 

何やら話題になっているらしい、ゾンビ映画らしい、かなり面白いらしい、ということだけを知ったうえで観に行きましたが、この情報量の少なさ+過剰なほど膨らんだ期待がかえって良かった。

 

どんな感想を述べてもネタバレになってしまうので、内容については特に書くことはないのですが…

 

多分、SNSをはじめとする各所に漂う「なんか起きてる」という空気感を身に纏ってこそ、最高に面白いと感じれる作品なのかなと思います。

今作は自主制作映画としては異例のメガヒット。

口コミで評判が広がることは特に珍しくないご時世ですが、ここまで得体の知れないザワメキというのは、音楽などでもあんまり見かけないかなぁと。

結成わずかでフランク・オーシャンがラジオで取り上げたことで、爆発的な人気になったポップバンド『Superorganism』なんかは近いものを感じますが。

 

「何やらインディーズから凄い映画が出たらしい」という謎めいた熱狂が巻き起こる中で、即完のチケットを買い、ネットストリーミング全盛の時代にわざわざ映画館まで出かけて、どんなことが起きるのかをワクワクしながら観る。

この過程を嫌味なく&心の底から楽しめる人の期待に、この映画は250%の楽しさで返ってくるのかなと。

これすらも大きなネタバレになってしまうのですが、映画館で声に出して何回も笑ったのは、生まれて初めてです。自分でも驚いちゃったよ。

 

「無名の監督・俳優陣が生み出したインディペンデント作品を通ぶりたい映画ファンが持ち上げてるだけだろ」なんてヒネた見方をなさらず…この熱気が涼しくなる前に、まずは1回、とりあえず1回、なんとしてでも1回、映画館へ。NetflixでもhuluでもAmazom Prime Videoでもダメなんです。平成最後の夏に、映画館で観なきゃダメなんです。

 

観終えた直後で推敲もロクにしていないので、ちょっと訳の分からん文章になってますが、ボキャ貧の僕がネタバレ無しで贈る、最大級の賛辞です。最高。

世界樹の迷宮X(クロス)をプレイ。

「ツイートの送信ボタンを押す前に、別にツイートするほどの内容でもないなと思って削除することが増えている」というツイート自体が別にツイートするほどのものでもなくて削除してしまう、よく分からない気持ち。

 

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世界樹の迷宮X』を買いました。
任天堂3DS用で、ジャンルはDRPG。

 

世界樹シリーズは、去年の夏に買った前作(世界樹の迷宮V)のみプレイ済み。
高難度(死にゲー、覚えゲー)をウリにしていることもあって、戦術次第では雑魚戦であっても1ターンでパーティーが崩壊するというサドな感じがドM(そうでもない)の僕に響き、日夜全滅&前進を繰り返しながら、クリアまで漕ぎ着きました。

どんなゲームでも「低難易度モード&攻略法を見ながらプレイ」というぬるま湯のゆとり教育プレイでやってしまう僕ですが、今作は「高難易度(エキスパート)&攻略法を見ない」方針でプレイ開始。
ヒロイックという更に上の難易度もありますが、プレイ途中で難易度の変更が出来ない、周回プレイ(強くてニューゲーム)が出来ない等の縛りがあるようです。(敵の強さはエキスパートと同じ)

開始早々にパーティーが壊滅したり、敵から貰える経験値が少なくてレベルの上がりが遅かったり、お金が溜まらなかったり…進みは遅いですが、新作ゲームで遊ぶのは久しぶりで楽しいですな。土日は家にこもってずっとプレイしていました。

 

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ギルド名はニューヨークの人気ライブハウス『Smalls』から取って「スモールズ」にしました。
パーティーは全てジャズメンの名前から取っています。
結構RPGっぽいでしょ。全員の名前が分かったら、僕と仲良しです。